製造または販売した商品が、海外での事故によって第三者に損害を与えた場合のリスク対策としての補償担保となります。海外での賠償事故は国内の賠償事故とは大きく異なることを考えなくてはいけません。そのひとつが弁護士に解決を依頼した際に支払う費用が莫大な金額になるということです。海外、特に欧米では損害賠償金よりも弁護士費用が高額化する傾向にあります。複雑な案件や高額な賠償を請求されたり、被害対象者の人数が多い場合は、優秀な弁護士を雇って早期な解決に導く必要があります。優秀な弁護士事務所程専門知識を持っているため示談交渉もスムーズに運ぶ半面、高額な弁護士費用を支払う必要があります。賠償金額よりも弁護士費用が高くなるケースも珍しくはありません。保険に加入する場合は、弁護士費用は保険金額(補償額)に含まれる内払なのか、あるいは外枠として扱われるのかが最も重要なポイントになります。