企業が危険にさらされるリスクは今後も益々増えていくことが予想され、 「複雑、巧妙、広範囲」に進化をしていきます。危険の対策として保険はキャッシュフローによる即効性の効果があり、保険金を受け取ることで瞬時に財務を好転する力がありますので、最も有効的な手段の一つといえます。

しかし、リスクが発生する頻度という点では保険の加入有無では何も変わらず、絶えず様々なリスクの脅威にさらされていくことになります。ましてや保険というお守り意識が芽生えて、安心感に慣れてしますうとリスクは増え続けます。

近年のリスクを大きく2つに分けると、「自然災害と人的災害」の2つに分類されます。自然災害の発生時期や頻度、地域は現時点では残念ながら人ではコントロールできない領域ですので、災害に見舞われる前の準備の対策として、保険で未然防止の意識を高める必要があります。

一方で、人的災害は企業努力によってリスクの根本を取り除くことができたり、軽減が可能となる「リスクコントロール」を発揮できるリスクといえます。時代や社会の変化に伴って生まれる新しいリスクに対しては、保険商品の市場投入はどうしても遅れてしまいます。また、様々なリスクに対して全てを保険でカバーすることも非現実であり、財務を圧迫する要因となります。

経営者は自分自身の理念のもとに会社を立ち上げ、理想を現実化しようとして、人を雇用して売上を伸ばして利益を残し、次の投資のためのキャッシュを残すためのリスクマネジメントとして、リスクコントロールとリスクファイナンシングを実行していきます。そこに集まる社員が経営者の理念に惹かれ、言動と行動を尊敬して、将来を共に歩みたいと願う思いがあることで、悪のリスクを排除する心となり、善のリスクを積極的に取り入れる発想が生まれます。経営者と社員の向かう方向が同じで理念が一体化することで、共に危険を排除し如何なるリスクにも動じない体質を形成することが可能になります。リスクを跳ね返す強い体制とは、企業理念・道義的コンプライアンス・リスクマネジメントであり、原理原則を実行で可能になります。経営者と社員が共に成功するための考え方や心がけを開花させるための社内教育やグループワークを行うことで、未来を読み解く意識を高めていくための、リスクマネジメントと経営保険を提供しています。