島根県には中途半端な魅力の温泉施設があちこちにあります。秘境でもなく、賑やかな街中でもなく、地元に愛されて○十年、結構多い。全国的にも有名な玉造温泉は別格とし、魅力的な価値を持っているのに、ホームページを作って満足するから、今ひとつ盛り上がりが生まれないと感じています。

どんなものにも必ず魅力があるネーミングがある、と言うのが私の自負です。変わり者には特徴的性格と言い換え、お父ちゃんお母ちゃんの家族経営は、以心伝心を貫く拘りの○○経営、と発信すれば魅力が伝わります。

「おどろきの安さ!美人の湯」は、市営の美又温泉会館という施設です。なんと入浴料350円!。どうですかこれって昭和の値段ですよ。

ところがどっこい、安いから美人ではありませんよ。このお風呂のお湯はトロトロ、ツルツル、これが美人になるための源です。おまけに洗い場の蛇口から出るお湯も、同じトロトロなんで、流石にここは水道水にして欲しかったと思う程です。

そんなトロトロ、ツルツル三昧ですから、お風呂から上がっても、すべすべは結構キープします。これが美人の湯と言われる由縁です。

地方には魅力的な価値が沢山あります。それも惜しいほどに。情報を発信して気づいてもらわなければ、どんなの良い価値でも埋もれていつかは消滅してしまいます。どんなものでも価値に生まれ変わるための名前があります。ネーミングが倍増すれば、価値は何十倍にも広がって伝わるはずです。今日も皆さんの価値を発信して、週末の金曜日を乗り越えて行きましょう。

是非、トロトロ、ツルツルにお越しくださいませ。