昨日は今年になって初めての会食。やっぱり楽しい。昼過ぎからオンラインで会議をしてからの、フェイス to フェイス だったので、相手の熱量が伝わり、自分に伝わる。それが喜びとして身体全体に行き渡る。お酒のせいもあるだろうが、五臓六腑に染み渡り、何を呑んでも食べても、大満足だった。

一方で残念なこともあった。コロナ禍で大変なことは分かるが、2件目の店はどうしたの・・・?と思った。以前から顔だけは知っている男性だったが、店を移ってから初めて寄ってみた。

マスクのせいなのだろうが愛想が無い。マスク越しに口が笑っていないように感じる。それに振る舞いから負のオーラを出している。帰りにタクシーを呼んだら、20分掛かると言う。店はあと10分で締めると言うし、もしかして閉め出されるのかと思った。老体には酷である。なんせ外は寒い。一世一代の初デートに選んだ店だったら、きっと後悔していたに違いない。

マスクをしても何となく相手の表情が分かる時がある。一生懸命に話すとマスクがズレてくる。更に熱量を込めて話すと、マスクがズレることが気になるそぶりをする。相手にも、それが伝わり話も弾んだりする。

その表情が目にも現れてくる。マスクで顔の半分を隠していても、目は物語るものだ。それに身振り手振りや所作で感じ取れるものだ。決して侮ってはいけない。営業マンだったら更に万全の準備と体制で挑まなければ、百戦錬磨の経営者の心には響かない。

マスクで自分の熱量が伝わらない!と思っている方はこんなのも面白い。特に女性にはオススメだ。女性の命でもある髪の毛に乱れが生じないからだ。オシャレ感もあって、店頭での販売も始まるとか。もう始まったのか?ネットでも買える。町工場の社長が作った渾身のフェイスシールドは、顔芸ができない営業マンの救世主となるかもしれない。