漫画冊子の絵コンテが届いた。マンガを描かれた谷川桜太郎先生は、天性の漫画家だと感服した。

自分のことを表現するのは難しい。会社も同じで会社案内を作っても、社長の想いが伝わることは少ない。ほんのうわべに過ぎない。

ちょっとした席があると大体は自己紹介がある。名刺交換も同じであろう。その限られた数分で自分を知ってもらい、会社のアピールをして、商売に結ぶつけるのは至難の技である。

そもそも自分を瞬時に分かってもらい、「そんな人柄なら、話を聞いてみよう」、と思ってもらえるほど、喋りも上手にできない。自分のことを自分で話すのは気が引ける時もある。黙っていると見た目のイメージが先行して、双子の別人が一人歩きして、そのギャップに悩む時もある。

あるコンサルタントの先生から漫画冊子に出会うチャンスをもらった。欲しかったものが見つかった気がした。その人物を伝えるという、世界標準の漫画という物語でだ。漫画は小さい頃から見慣れた文化だ。小さ時から絵本に触れて、ジャンプで夢を描いて、大人になったらモーニングを読んで現実を知る。

その漫画冊子はサッと読める30ページ、15分くらいで目を通せる。つまらん会議の時間に読むにはもって来いだ。一番の驚きはその人の生き方が分かり、どんなことをしたいのか、読み終えたら分かることだ。

そのためには人生年表を0歳から今の年齢まで書かないといけない。これが本当に大変だった。しかし、これをやると人生の振り返りができることも分かった。遠い忘れた記憶が、芋づる式に出てくる感じだ。年齢を重ねると、何がしたくて何をしたのか。何故ここに居るのかを思うことがなくなる。幸せか不幸はさておき、ここに居る意味が分かることが大事だ。

多分、そう思わせてくれる谷川先生が描いた漫画が凄いのだろうと、あらためて感じる。下書きができたので数ヶ月後には、完成本が届くだろう。谷川先生の天性を感じ取ってもらえるためにも、多くの方に読んでもらいたものだ。同時に私も知ってもらいたいと思う。