岡山市で不思議な電車を見ました。赤の電車と青の電車が連結して、犬のような顔がついています。入口にはマリオのような出立ちのお兄さんとお姉さんが、誰かを待っているように見えます。岡山駅で朝の食事が終わってホテルに帰る所で、3人のオッサンは横断歩道で、なんだかんだ言いながらパチリと写メを撮りました。

ホームページで調べてみると、ウィルソンくんとブルースターくんが連結された、世界でも大人気の鉄道アニメのキャラクターらしい。子供にとっては夢の国に連れ行ってくれる電車に違いない。

特徴を出す工夫は企業はもとより市町村も、一生懸命に取り組んでいます。少し前であれば元宮崎県知事の東国原さん、今であれば鳥取県知事の平井さんも有名な方でしょう。県を知ってもらうためメディアに登場したりと、個性を活かして県の特徴を全面にアピールする姿は、企業と何ら変わらないと思います。

人前に出るの苦手だし、口下手で上手く話せない。面白いこともできないし、アピールは苦手。そう言う風に語られる経営者を見かけます。じゃあ誰が営業をしているのかと尋ねれば、信頼できる昔からの知り合いや得意先が主流だ言う。社員も交えて新しいことにも挑戦するが、パソコンやIT、SNSの話しになると苦手意識があって後は任せるように席を立つこともあると言います。二の腕ひとつで商売をしてきた昔気質の職人社長という感じでしょうか。

チャギントンみたいに全面アピールはできなくても、何かを発信することは、昔気質の社長にもできます。面白いことを言わずとも、真面目に仕事と向き合って、世の中のためになるもの、部品の一つ一つが間違いない品質であることを、空気間というオーラに変えて人に伝える発信ができれば、そのオーラが好きだと言って品物を買ってくれたり、取り引きをしたいと思ってくれる可能性が生まれると思っています。

モノのを作り出す光景と言うのは魅力があります。小さなネジを作るにも食品が完成する姿も、その業界の人は当たり前でも、見たことが無い人は凄いと思うものです。特に熟練したこの道何十年という、おばちゃんやおじさんの技って、普通にこなすから凄いと思います。

会社には製造工程を見学用にオープンしている所もありますが、そう言ったオートメーション的で、ゾロゾロと歩いて最後に商品をもらうみたいなイメージではありません。もっとアップで淡々とと仕事をこなす風景です。

発進する方法の一つに動画があります。その発信で使う道具としての代表格はYouTubeでしょう。世界と繋がる可能性も秘めています。面白いことを話さなくても、卓越した技を世界に披露することで、それに共感してもらう方と繋がれば商売になります。動画とは話すことをしなくて良いと言う最大の武器が特徴です。キャンプで揺らぐ焚き火の炎を延々と映した動画も人気だったりします。

目に焼き付く光景は人伝えで広まっていきます。でも、情報と言う仕事を発信しなければ、世の中に広く伝わることはできません。語らない動画とYouTubeの企画提供、経営者を応援して行きたいと思います。

今日も一日、とにかく頑張っていきましょう!