変わらないことは数年、数十年経つと美しい姿であることを感じることがあります。変わらない姿を残すために、”合体”という手法で後世に生き残ることがあります。

“合体”と聞いて思い出すのは、浜ちゃんとみち子さんが、夜の生活を確認し合うラブラブシーンです。知らない人は、釣りバカ日誌の最初の方を観て欲しい。浜ちゃんの家に遊びに行ったすーさんが、酔っ払って朝帰りする時に、パジャマ姿の石田えりがスーさんを手を振って見送るシーンを観ると、なんだか幸せな気分になります。私だけだろうか・・・

古いものと新しいものを合体、いわゆる掛け合わせることで、新しい姿となって時代の最先端となったり、生き残る術が生まれます。広浜線も廃線で使えなかった橋梁を新しい道路と合体して、今に残っています。当時は、「変なカタチ・・・」、とか「橋梁の姿をで残した方が良かったのに・・・」と、きっと思った人もいたことでしょう。橋梁と道路という不思議な姿、違和感であることは間違いありません。

コロナ禍によってビジネスも、対面営業とオンラインを使ったO&O(オンラインとオフライン)と言う世界が加速しています。不思議な姿、違和感も最初はあったことでしょうが、最先端の手法で広がっていることには間違いありません。

昨日も保険代理店の地区の理事総会が開催されるために、O&Oの構築環境をセッティングしましたが、道具を用意して仕組みを作ることで、全く問題無く最先端の理事総会が無事に開催できました。

首振りズーム付きの高画質のWEBカメラ、マイク付きのスピーカーがあれば、全体を映したり、話す人をアップしたり、双方の声もクリアーに聴こえて普通にできます。全く持って違和感はありません。合体という姿に変えることで最先端の姿となって、これかもビジネスにもっともっと広まって行くでしょう。

正しいと思えること、美しい姿であればあるひどが変わって欲しくないし、変わらないことを望むものです。

しかし、頑なに「変わらない」を誇示してしまうと、時代に合わずに消滅してしてしまうことがあります。幻の広浜線の橋梁も、道路と合体する道を選び、現在まで生き残ってきたはずです。合体を拒否したら、現在まで残っていなかったでしょう。

古いものと新しいものとの合体で、新しい美しいものが生み出せます。ビジネスもきっと同じことだと思います。

今年度も1ヶ月が過ぎましたが、まだまだ合体で変わるチャンスは残っています。美しく新しいものに是非挑戦してもらいと思います。

今日で、「幻の広浜線」も終わりです。本当にあっと言う間に今月も終わろうとしています。歳をとると本当に時間の経過は早く感じます。一日一日を大事に生きていかないと、と思うばかりです。

幻の広浜線シリーズお読みいただきありがとうございました。ひょっこり、現地でお会いすることを期待しています。

今日は週末、楽しんでいきましょう!