年末年始には必ず放送される北の国から。倉本聰監督の名作です。今年は2002遺言の前後編をじっくり観ました。年々歳を取っていくせいなのか、色々と身の回りの環境が変わるからなのか、いつ観ても終わった後には、考え深い気持ちになります。不思議です。

純くんは小さい頃から、面倒な事や大事な場面から逃げる癖があり、自身も平和主義者と言い換えています。それでも周りの人は純くんを助けて、面倒を見てくれる。自分ではわかっちゃいるけど、勇気がもう一つ無い。それでも愛されています。そんな純くんも、結ちゃん(内田有紀)と結婚したいと本心で思ったのか、強面の弘(岸谷五朗)に逃げない戦い方で挑んでいきます。

31歳になって初めて逃げない覚悟を決めた純くん。凄いな!と実感しました。人はたやすく変われ無いものだ、と自分を振り返ってそう思う。この歳になっても、逃げない行動、後回しにする気持ちをしていないのか?を問う機会になった気がします。正月に観るからこそ、今年一年はこれで頑張ろう!と思えるのでしょうね。人生の振り返りとこれからの生き方、北の国からはやっぱり面白い!

それにしても、純くんと結ちゃんが、現実の世界で結婚するとはびっくりですね。この二人の演技は、本物か役者魂なのか、観る価値は十分ある気がしますね。

では、今日も頑張りましょう!