昨日は出雲日御碕灯台の古びたお店の話をしました。1000円以上の何かを買ったらオマケをあげる、と書いてあったので持って帰って来た品物が今日の写真です。
どう見たって使い道は限られます。貯金箱と、何かを置く皿なのでしょう。昭和を使ってやらないと生まれてきた意味がないだろう、と思って会社の机の上に置くことにしました。500円玉を放り込んで、犬の美容院代でも貯めて行こうと思います。
絵柄の懐かしさに惹かれて貯金箱を選びました。昔はあんなタッチの絵が商品のあちこちにペイントされて、中高生には人気でした。都会のことは知りませんが、田舎ではとても人気で、誕生日のプレゼントもこんなタッチで書いた丸いガラスの可愛い灰皿を彼女からもらった覚えがあります。高校生が灰皿をプレゼントしたり、もらったり。その品物を高校生に売る店があったりと、違法行為の連鎖ですが、絵柄にあるハワイアンサーファーみたいに時代はワクワクで、未来は明るいと思っていました。
一方の赤いイカ?タコ?よう分からんガラスの器は、小物でも置きましょう。大体こういうものは、足が折れて形が醜くなって捨てられるものです。足は大事にしてあげよう。
さて、本題です。Facebookに投稿をしようと決めたのが、今年の1月1日です。月曜日から土曜日と決めて6ヶ月目に突入しました。実はゴールを決めていていました。
「何が何でも6ヶ月」
毎日の投稿はここまでをゴールとして、7ヶ目からは週に一回投稿するコラムに挑戦します。一番の理由は投稿することの予行練習です。必ずスタートとゴールは最初に決めておくのが私のやり方で案外上手くいきます。何事もスタートはやる気もあって、情熱も煮えたぎっていますのでダッシュは早いですが、問題は持久力です。毎日何らかの苦難や困難が必ず訪れますから、それを乗り越えるために、ゴールという締め切りは色々な理由を作ることができます。
・出来栄えや結果はもう一つでも到達度は満点
・ゴールがあれば今との距離が測れる
・ゴールがないと中途半端に消滅してしまう
・続ければ誰でもゴールを切れる
・一緒にゴールを味わえる
素晴らしい結果が訪れればゴールも華やかでしょうが、コツコツで到着したゴールも、やっとこさ辿り着いたゴールでも、達成ということには違いはありません。継続したことで力は必ず蓄積されています。
「続けてきた自信」
です。技能や技量ではなく、自分への自信です。この内面から生まれる揺るぎない自分自身の言葉、偽りがない自分が成し遂げた行動は、全てにおいて最強になります。言葉の深みも同時に生まれます。
「あの人は○○をずっとやってきたから、そうだよね」
その最強の深みある自信のある言葉を作るためには、期間なんてどうでも良いので、ゴールを決めておくことです。
Facebookの投稿も中々大変です。1000文字以上のテキストと決めて、写メを用意することさえウロウロします。ウロウロすればするほど、「どうしたものか?」と考えて知恵を出そうとあれやこれやをします。何かの時にと思って写メを撮っておいたり、言葉がふと思いつくとメモに書いたり、それでも書くことが無ければ日経新聞を読んでヒントを探したり、それでもネタが見つからず時間が無くなって追い込まれると、なんでも無い小さなことを視点と理屈を絡めて、納得感のある話を作りあげていきます。
「中身の評価は人それぞれ。そんなことには引っ張られずに、今は自分との戦い」
そう思って投稿をしてきました。私もそうであるように他人の言葉には左右されます。些細な言葉でその人は大した意味も無いのに、当人はグサリと突き刺さることもあります。それ程、人の言葉には力が宿ります。良い言葉や悪い言葉、騙す言葉や出し抜こうとする言葉に溢れています。その言葉を跳ね返すためにも、自分が成し遂げた自信が必要になります。
「石の上にも三年」
「3日、3ヶ月、6ヶ月、1年、3年」
昔の人は凄いですね。今でもそのことわざは案外当たります。3年辛抱しなさいと言っても今は難しい世の中です。3年を6ヶ月に区切ったら6回のステージです。3ヶ月だと12回、ゴールを細かく切って達成度を共有する方法が時代に適したやり方のような気がします。優秀で良くできる人ほど、先回りしてゴールや将来を見据えた会社の行末を見ていますから、ここも気をつけるポイントになりますね。
どんな些細なことでも、小さな出来事でも、続けることは大変なことです。毎日色々なことが起こるからです。これもまたリスクマネジメントの世界に似ています。
「想定 → 段取り → 今の行動」
継続は力を蓄積することができます。何かを継続したいと言う自分の力になり、言葉で表現する力が生まれてきます。Facebookに毎日投稿されておられます、海外通販のコンサルタントの先生がいらっしゃいます。70歳を超えた今も現役で情報発信を常にされています。6ヶ月で続けることの大切さを語るのは、なんせおこがましい。スッパっと切り裂く名言をこれからも聞くためには、継続して丁稚奉公を続けて行こうかと思います。
「継続は自分が語られる言葉の強さなり」
今日も一日、頑張っていきましょう!