「沢山の事を伝えようと思って横に広がるより、削ぎ落としの絞りでとがってくると、深みが増してくる。」

ドラゴンコンサルティングの五藤先生から指南をいただいた。なるほどそうだよな〜。色々と欲張って詰め込もうとするのは、いやしい性格なんだろうか?と思ってしまう。三男坊という育ちなのか、美味しいものを独りこっそり食べようとすることと同じなのか、なんか恥ずかしい。

保険の営業を始めた時は確かにそうだった。オンリーワンの商品と同じトークで、同じ業種に訪問した。その職業の独特な業界用語を耳にして、その言葉が喋れようになった時から、営業成績も良くなった行ったと思う。

知らない保険のことを聞かれたら、「間違ったことを言ったらご迷惑なるので、調べて来ます」の一点張り。大した用事がない人は、だったら大丈夫だと言うし、必要があると思う人は、そこで勉強したら良い。後日のアポが取れて契約になることもあった。これも、自分の時間を人に食べられない為の、やり方だと思うようになった。

名人や職人と言われる職業の方は、同じ工程を繰り返して究極の物事を生み出す為に絞りの精進を積み重ねる。一方で広い知見と多様な経験を武器に幅広い領域で仕事をされる方もいる。一番良くないのは、どっちつかずの迷いから出る、どちらにも属さない自分自身のふらつき。今の私?

新しいことに挑戦する時にこそ、決めごとは大事。週の初めで決めごともしやすいタイミング。絞りと削ぎ落としの精神で、まだまだ片付かない仕事に向かっていくことにしましょう。皆さんも頑張っていきましょう!