コミュニティという言葉は、共同体とか同じ仲間、利害関係者との集まりなどの表現として使います。
今から6〜7年前に東京のある会に入会した時にお会いした方がいます。会長職で運転手付きの黒い車で来られていました。物腰も柔らかく、いつも「ご苦労さん」と、笑ってご挨拶をしていただきました。話をされると面白く、分かりやすい、何よりも言葉ひとつひとつに理由と重みがあって、刺さるフレーズを使われる。凄い人が東京にはいらっしゃるもんだ!と思いました。
その方とは、島根県江津市出身で、東急電鉄の駅員さんから東急不動産に出向して、東急コミュニティーの設立業務に当られた後に社長に就任されました。近鉄を5年で退職した私とは大違いで、鉄道をかじったことをお話した時から、声を掛けてもらうようになりました。
屋形船での飲み会の時に、「東急コミュニティ−と言う名前ってお洒落だろう。当時はね、まだコミュニティーという言葉は珍しかったんだよ。住宅とかビルの不動産さんは物だけど、素敵な建物や素敵な場所を作ると、人というコミュニティができる。田舎の江津市も人と人で繋がって、村祭りとか面白かったよ!東京にも同じような街ができたら面白いだろう」と語ってくれました。
コロナ禍で会社の中のコミュニティは薄くなっていないだろうか。オンラインで繋がるという簡単さに甘んじて、コミュニティを作る事を自分自身が忘れてはいけないと思いました。
ふと、恩師を思い出してFacebookにあげてみました。今日は午前中にスタッフミーティングがあります。コミュニティを深める努力を忘れないにしたいと思います。頑張りましょう!